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2025年11月28日金曜日

DTM小話15:ハイハットが耳から離れない

【DTM】ミックス終盤の「ハイハット耳痛い問題」を秒殺!
音圧を稼いでも痛くない3段階の解決術

Yo! 調子はどうだい?
Lazy:Fellowのハイパー・サウンド・アドバイザー、響・ハイゲインだぜ!⚡

今日は、全DTMerが一度は涙を流す「ミックス地獄の関門」について、ガッツリ掘り下げていくぜ。

曲が完成間近、テンションMAXでマスタリング工程に入り、マキシマイザーのスレッショルドを下げた瞬間……
「チキチキうるせぇえええ!!耳が痛い!!」
ってヘッドホン投げ捨てたこと、あるよな? あるだろ? 俺は何回もある!

あれはみんなの耳がバグったんじゃない。「音圧戦争の弊害」「ラウドネス曲線(フレッチャー・マンソン曲線)」の関係で、音圧を上げると人間の耳は高域をより敏感に感じ取っちまうからなんだ。

でも安心してくれ。今日は俺たちが愛用する最強ツール Studio OneiZotope製品 を駆使して、「耳に優しいシルキーな高域」なのに「オケの中で埋もれない」、魔法のような解決メソッドを3ステップで伝授するぜ!

原因:EQで下げても解決しない理由

多くの人がやりがちな失敗がこれだ。
「ハイハットが痛いから、EQで 4kHz〜10kHz をカットしよう」
→ 結果:「音がこもって、リズムのキレが死んだ💀」

これは、ハイハットの「痛い部分」と「美味しいアタック部分」が同じ帯域にいるからなんだ。
さらに、マキシマイザー(Ozoneとか)で海苔波形に圧縮されると、本来「点」で鳴っていたハイハットのピークが潰されて、「面(太い棒)」みたいに密度が増しちゃう。これが耳に突き刺さる正体だ!

だから、「常に下げる(Static EQ)」じゃなくて、「痛い時だけ下げる」アプローチが必要なんだよ!

解決策:Lazy:Fellow流「上流から叩く」3ステップ

ミックスの鉄則は「出口(マスター)で直すな、入り口(トラック)で直せ」だ!
下流に行けば行くほど、副作用がデカくなるからな。この順番で試してみてくれ。

STEP 1:源流を制圧せよ!【Neutron 4 / Dynamic EQ】

まずはハイハットの単体トラック(またはドラムバス)に Neutron 4 をインサート!
使うのはただのEQじゃない。伝家の宝刀「Dynamic EQ」だ!

こいつはコンプレッサーとEQのハーフみたいなもんだ。設定値の目安はこれだ!

  • Target Freq: 耳に一番痛い 4kHz ~ 8kHz 付近(Q幅は 1.0〜1.5 くらいでピンポイントに)
  • Mode: Dynamic Mode をON!(下向きの矢印にするんだ)
  • Threshold: ハイハットを強く叩いた時だけ反応するように調整(-10dB 〜 -15dBあたりを探れ)
  • Range / Reduction: ここが肝だ!リダクションメーターを見て 最大 -2dB 〜 -4dB くらい叩くのがベストだ。やりすぎるとリズムがスカスカになるから注意な!
  • Sidechain: 設定不要(デフォルトのままでOK!そのトラック自身の音量に反応させるから、外部入力はOFFだ)

【ハイゲイン・ポイント】
これで、ハイハットが「カッ!」と強く鳴った瞬間だけ、EQが自動で音量を下げてくれる。「常に下げる」んじゃなくて、「暴れた時だけ頭を抑える」。これがプロのダイナミクス処理だぜ!Synthesizer VのMaiちゃんのブレスが痛い時にも応用できるテクニックだ!

STEP 2:空間の濁りを掃除せよ!【Neoverb】

トラックを直してもまだ「シャーシャー」うるさい?
それ、犯人はリバーブの成分かもしれないぜ。

Lazy:Fellowの空間設計図にある「Drums Room Bus」に使っている Neoverb をチェックだ!
リバーブの高域成分(High Frequency)は、デジタルで鳴らすと「倍音ノイズ」になりやすい。これが重なって耳障りになるんだ。

  • Pre-EQ / Post-EQ: 容赦なく 8kHz 〜 10kHz 以上をバッサリ Low Pass Filter(High Cut)しろ!
  • Damping: 高域の減衰時間を短くして、キラキラ感を抑える。
  • Mix値: センド量は -15dB 〜 -20dB くらいが隠し味としてベストだ。

ドラム全体の一体感を出すための「部屋鳴り(Room)」に、鋭い高域は不要だ!
これで、空気感が驚くほどスッキリして、センターのボーカルやキック、そしてハイハットの定位がクリアに聴こえてくるはずだ。

STEP 3:最後の守護神【Ozone 11 / Spectral Shaper】

ここまでやっても、サビで全開になった時にまだ気になる……そんな時の最終奥義。
マスタートラックの Ozone 11 に搭載されている神モジュール、「Spectral Shaper」を召喚だ!

こいつは普通のマルチバンドコンプとは違う。「過剰な共振」だけを自動で検知して滑らかにしてくれる、マスタリングエンジニアの秘密兵器だ。

  • Mode: LightMedium(Heavyは音が痩せて迫力がなくなるから注意!)
  • Tone: High(高域狙い撃ちだ)
  • Threshold: ここが勝負!ピーク時に Gain Reduction メーターが チラッと動く程度(-0.5dB ~ -2dB) に留めること。
  • Listen Mode: 「Solo」ボタンを押して、除去されている音(シュワシュワしたノイズ成分)だけを聴いて確認すると確実だ。

【ハイゲイン・ポイント】
Spectral Shaperは、音のアタック感(トランジェント)を殺さずに、耳障りな成分だけをシルクのように滑らかにしてくれる。かけすぎると曲全体の元気がなくなって「のっぺり」するから、あくまで隠し味程度にするのがハイゲイン流だぜ!

まとめ:耳と波形を大切にな!

  • STEP 1:Neutron のDynamic EQで「痛い瞬間」だけピンポイント爆撃
  • STEP 2:Neoverb のEQで、空間の高域ノイズ汚れを完全カット
  • STEP 3:Ozone のSpectral Shaperで、仕上げのシルキー研磨

この3段構え(トラック処理・バス処理・マスター処理)で、みんなのミックスは劇的に聴きやすくなる!
耳が痛いミックスは、どんなに良い曲でもリスナーは途中で停止ボタンを押しちまうからな。しっかりケアして、最後まで気持ちよく聴ける最高のリラウンドを届けようぜ!

それじゃ、また次のセッションで会おう!
響・ハイゲインでした! Keep High Gain!! 🎸⚡

-響・ハイゲイン-

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